【解説版】食品ロス削減を目指した企業の取り組み7選

最近、スーパーやコンビニなどで「食品ロスに貢献しよう」というワードを目にしますよね。

実は、食品ロス削減を目指す企業が増えています。

とはいうものの、「食品ロスとは?」「具体的にどんな取り組みをしているの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

今回は、食品ロスを解説するとともに、大手企業の事例を7つ紹介します、

消費者のあなたにもお得な情報が詰まっているので、最後までお読みください。

食品ロスとは?

食品ロスとは、本来食べられたものをそのまま捨ててしまうことを意味します。

  • 食べ残し
  • 売れ残り
  • 可食部を捨てる
  • 消費期限切れ

このように、何らかの理由で捨てたものが食品ロスです。「腐ってしまった」「食べ切れなかった」「買いすぎた」と思いながら、せっかく買った食材をゴミ箱へ捨てた経験がある方も多いのではないでしょうか。

日本の食品ロスは年間500万トン!?

実は、日本の食品ロスは年間500万トン。毎日、国民がお茶碗一杯分の食料を捨てていると置き換えられます。

日本は大量に食料を輸入しているにも関わらず、大量の食料を廃棄しています。これは、環境にやさしくないということは簡単に想像できますよね。

この問題を受けて、日本政府も食品ロスを2030年までに半減しようと取り組んでいます。特に、消費者庁は企業への取り組みを呼びかけています。

参考サイト(PDF)

どうして企業は食品ロス削減に取り組むのか?

とはいうものの、「どうして企業が食品ロス削減に取り組むのだろう?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

実は、企業が取り組むべき理由は3つあります。

理由① 生産過程の見直しで対策できるから

食品を生産する過程で、食品ロスが発生します。材料の切れ端や可食部など、ゴミとして捨てられる場合が多いです。

このように、捨てられる食材を少しでも減らす努力を企業には求められています。生産過程を見直すことが、食品ロスの対策になります。

理由② 売れ残りや規格外を活用できるから

一般的に売れ残りや規格外商品は捨てられています。しかし、最近ではそのような食材や商品をインターネットで販売する取り組みが増えているようです。

消費者からも、通常価格より安く買えるので人気も高まっています。また企業側もゴミが減り、売上が増えるので、まさにWIN-WINといえます。

理由③ 売り切りや食べ切りの工夫に期待できるから

今までは、大量消費大量生産が主流でした。しかし、お得な大袋や大量パックを買って、使い切れなかったことがある方もいるのではないでしょうか。また、もっと少量サイズのものが欲しいと思っている方もいるかもしれません。

変化する時代や消費者のニーズにあわせた商品開発が期待されています。

  • 少量パックの開発
  • 賞味期限の長期化
  • 鮮度がキープできる容器の開発

このように、今は売り切りや食べ切りの工夫が求められています。

食品ロス削減はSDGs目標「12.つくる責任つ買う責任」の貢献!

企業が食品ロス削減に取り組むこともSDGsの貢献です。

実は、目標12「つくる責任つかう責任」のターゲットの中には、以下の説明があります。

【12−3】
2030年までに、お店や消費者のところで捨てられる食料(一人当たりの量)を半分に減らす。また、生産者からお店への流れのなかで、食料が捨てられたり、失われたりすることを減らす。

引用:ユニセフ「12.つくる責任つかう責任」

つまり、生産者が工場やお店、家庭で捨てられる食料を減らすことも、立派なSDGsのアクションといえます。

食品ロス削減を目指す!企業の取り組み

では、企業は具体的にどのような取り組みをしているのでしょうか。

ニチレイフーズの冷凍唐揚げ

冷凍唐揚げの生産過程を見直しました。

AIを活用したX線検査を導入。通常のX線検査機で判定した写真より誤差が少なく、正しく唐揚げの中に入っている軟骨の混入を検知することに成功しました。

この結果、鶏肉を廃棄する量が減少したのです。

参考サイト(PDF)

セブンイレブンのポイント制度

「選んで買うといいことがある」ということを呼びかけています。

消費期限が近くなった商品を購入した方へ、自社の電子マネーのボーナスポイントを付与する取り組みを実施。「エシカルプロジェクト」の緑のマークを見たことがある方も多いのではないでしょうか。

参考サイト

江崎グリコ

食品ロス削減として、2050年までに食品廃棄が発生しない取り組みに注力することを宣言しています。また品質に問題はないが売れない商品をアウトレット販売し、食品廃棄物を「95%削減(2015年度比)」することを目指しているそうです。

さらに2020年12月には、コロナ感染拡大の影響で中止になったいちご狩りで大量の余ったいちごを使って、「カプリコミニ大袋<いちご狩り>」を開発・販売しました。

助け合いの精神が素敵ですよね。

参考サイト

ヤマサの醤油ボトル

ヤマサは醤油容器の構造を工夫することで、鮮度を保持しています。ボトルを2重構造にすることにより、より長く美味しく食べられるように工夫しました。

また、押し加減によって、量を調整できるため、かけすぎを防止につながっています。

参考サイト

食品ロス削減に貢献!通販サイト!

最後に、食品ロス削減に貢献する通販サイトを紹介します。自宅にいながら、食品ロスに貢献できるのは利用者にとっても嬉しいポイントですよね。

KURADASHI

「KURADASHI」は、「もったいないを価値へ」をモットーにした日本初・最大級の社会貢献型ショッピングサイトです。食品ロス削減への賛同メーカーと協力して、商品を「最大97%OFF」で販売しています。

さらに、売上の一部を社会貢献活動団体へ寄付し、環境保護や動物保護の団体など、様々な社会貢献団体を支援しています。

簡単にお得に買い物できるだけではなく、社会貢献に繋がるのが魅力です。

公式サイト

豊洲市場ドットコム

「豊洲市場ドットコム」では、フードロス削減プロジェクトを実施しています。

・イベント中止や店舗営業の自粛などで売れ残ってしまった食材
・様々な理由で賞味期限切れ間近になってしまった食品

などを販売し、食べられる食品廃棄物を削減しています。

美味しい食材をお手頃価格で届けてくれるため、未来の食卓や社会を豊かにするサイトといえます。

公式サイト

食べチョク

「食べチョク」では、食品ロス削減に貢献する特集を実施しています。

例えば、規格外野菜をふんだんに使った焼き菓子やちょっと訳ありでお得な商品を取り上げています。また、生産者直伝の使い切りレシピを紹介して、美味しく食べてSDGsに貢献しようと呼びかけていました。

このように、農家や生産者、企業や消費者が一緒に力を合わせて、食品ロス削減を目指すことが大切なのではないでしょうか。

公式サイト

まとめ

今回は、食品ロスについての解説とともに、企業の取り組みを紹介しました。

食品ロスとは、食べられるはずのものを捨てられることです。社会的な問題ではありますが、誰もが関わっている問題ともいえます。

企業は少しでも食品ロスを減らそうと、「生産過程の見直し」「規格外商品の活用」など最新技術とかけ合わせながら、取り組んでいることが分かりました。

消費者である私たちも企業努力を知った上で、買い物や食事を楽しむことが大切なのではないでしょうか。

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